芦田宏直先生の「努力する人間になってはいけない」を読んで、仕事への取り組み方を改めて考える

知っている方も多いと思いますが、芦田宏直先生(@jai_an)によるこの式辞がとても素晴らしい。以前も何度か紹介したのですが、あまりにも良いので何度でも紹介します。

努力する人間になってはいけない

2004年度卒業式式辞 ― 努力する人間になってはいけない

私自身は偶然一昨年ほど前にブログを拝見し、そこで感銘を受け、Twitterのフォローはもちろん新刊も購入して拝読するようになりました。

よく有名経営者が仕事観を語っているのを見かけます。それはそれで素晴らしい言葉で、頑張らないとと鼓舞されることも多いのですが、それはあくまで「頑張ろう」という気持ちにさせてくれるもの。

この式辞は「ただ頑張るだけじゃだめだよね」といったアプローチで気づきを与えてくれるものなので、両方合わせて読むと良いのではないかなと思っています。

以下に内容を一部抜粋します。

1回、2回と失敗をくり返すとき、同じ目標を何度も達成出来ないときには、その方法(今のやり方)は間違っている、と判断すべきです。つまりその方法で何時間やっても、一生かかっても、どんな天才でも目標は達成出来ないと判断すべきです。 組織や企業は若いあなた達の1回や2回の失敗は許してくれますが、3回、4回と続くときにはもう待ってはくれません。その時には違うやり方、違う方法を考えないといけない。 これから皆さんは様々な同僚や上司に囲まれて、怒られて、努力して、疲弊して、「何でこんなに努力しているのに評価してくれないんだよ」と叫び続ける日々を一度ならず迎えると思います。そんなときには、深呼吸して立ち止まって、やり方を変える、自分のスタンスを変える、自分を変える、そのことに思いをはせてください。

本当は全部読んで欲しいのですが、引用させて頂いたこのあたりにエッセンスが詰まっていると思います。普段忙しく働いても上手くいかないことの方が当然多く、そこでどういうメンタルや心構えを持って挑むか。「さらに努力する」だけだと、何も解決しないということを表しています。

私も結構のめり込んでしまうタイプなので、こういった視点を変えてくれるような言葉があるととても助かります。「もっと努力しないと」と思うのではなく「やり方を変えてみよう」と思って行動するだけで、頭を使うし、何より前向きなアクションが可能となります。

定期的に自分のやり方を振り返り変えていくことで、仕事への取り組み方も確固たるものになるのかなと考えています。ぜひ、自身の仕事を進める際に、一読して頂ければと思います。

[追記]ブログが本になったらしいです

今回取り上げた記事を始めとした過去記事が一冊の本にまとまって発売されたようです。すごいボリュームで読み終えるまでにはかなり時間がかかりますが、その分内容も充実しています。

この本、仕事をしていく上で行き詰まった時や壁にあたった時に読み返してみると新しい気づきが貰えると思うんですよね。久しぶりに手元にずっと置いておきたいと思える本を買った気がします。


努力する人間になってはいけない―学校と仕事と社会の新人論

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