復活の兆し?それとも死亡フラグ?VAIOのスマホ事業参入が上手くいくかはスマホの価格で決まる

ソニーから独立したVAIOが日本通信と協業するというプレスリリースがありました。

日本通信株式会社と VAIO 株式会社が協業 スマートフォンの市場投入を準備中

個人的にはVAIOスマホが出たらかなり欲しいところですが、この格安スマホ市場にVAIOを投入して上手くいくかどうかについては、現状かなり怪しいのではと思っています。

VAIO株式会社の現状

現状は会社ができて間もないこともあり、プロダクト数は控えめ。ノートPC「VAIO Pro」「VAIO Fit」を販売しています。

VAIO Webサイト / プロダクト

VAIO Webサイト / プロダクト

VAIOブランドが健在であればもっと売れても良いとは思うのですが、決して勢いがあるとは思えません。価格.comの人気ランキングを見てみました。

価格.com / ノートPC

価格.com / ノートPC

国内だとNECが奮闘していますが、ほかはASUSやDell、HPといったPCメーカーが軒並みランキングを占めています。満足度だとドスパラが高いです。VAIOはどちらかというとこのポジションになるんじゃないかなぁと。

VAIO製品のランキングはどのような感じなのかを見てみました。

価格,com /VAIO

価格,com /VAIO

一番新しいVAIO Fitで170位というのはかなり厳しい。直販モデルでない方が売上が低いということは、本当にSONYファン/VAIOファンが買っている状態なんじゃないかなと予想されます。

格安スマホ市場で人気な機種

同じく価格.comのランキングを見てみました。キャリアが販売している機種は今回対象外としました。

価格.com / SIMフリー端末

価格.com / SIMフリー端末

ASUSとHuaweiの独壇場です。私が今買おうかどうか検討している「ASUSTek ZenFone」や今まさに使っている「Ascend G6」が人気です。このあたりがなぜ売れているかというと、価格が控えめだけど、必要十分な機能が備わっていて、見た目も良いからだと思っています。

iPhoneのようにApple製品だから買うといったものは、この格安スマホの市場では通用しない。むしろ、格安スマホのユーザーが増えていった後に、「中国や台湾メーカーだから最初は怪しかったけど、使ってみたら品質も悪くないし意外と良いじゃん」となって、そこからブランド化している気がします。

なので、現状でVAIOスマホと例えばASUSスマホを並べられた場合、どっちを買うかというとASUSを買ってしまうと思います。今まで国内メーカーが戦ってきたやり方が、通用しなくなっている気がするのですよね。

どうすればVAIOスマホが売れるか?

この協業が成功するには、強豪と戦える価格であることが大前提だと思っています。5万円とか6万円するスマホを日本通信ユーザーが求めているかというと、違うはず。

また、VAIOブランドの力は使えないと思った方が良いです。なぜなら、VAIOファンはソニーファンでもあり、そういうユーザーは既にXpriaを使っているから。ハイエンド端末でXperiaに挑もうと思っても、正直勝てないと思います。

なので、あえて思い切った機種を出すほうが目立つし、何よりVAIOブランドの再構築にも繋がるんじゃないかなと。例えば、究極に見た目が良い端末や、バッテリーがやたら長持ちする端末、とか。個人的にですが、カメラ画質が低いとそれだけで買う対象から外してしまうので、そこは高い品質をキープして欲しいところです。

格安スマホの世界はとにかく競合が多く、価格が下落しやすい。なので、飽きられることを前提において、低価格で食いつきが良い特徴的な機種を出すことがブランドづくりにも繋がるのではないでしょうか。

発売は来年とのことなので、また発売されたら実機を触ってみてブログに書いてみようと思います。書いたことが完全にはずれてバカ売れしちゃったらすみません(笑)