こてつのブログ

家電・ガジェットレビューをメインに役立つ情報をお届けします。

読書・マンガ

原作と違ってグイグイ読める!手塚治虫版「罪と罰」が面白い

投稿日:

Kindleストアの月替わりセールで買ってみたこのマンガ、思いのほか良かったのでご紹介。原作はタイトルの通りで、ドストエフスキーの超有名作「罪と罰」です。

tsumi-to-batsu-kindle-1

物語のあらすじ

この本、学生の頃に読もうとしたものの、その読み辛さのあまり挫折した経験があります。今このタイミングで初めて物語の全容を知りましたw

不安と恐怖に駆られ、良心の呵責に耐えきれぬラスコーリニコフは、偶然知り合った娼婦ソーニャの自己犠牲に徹した生き方に打たれ、ついに自らを法の手にゆだねる。―ロシヤ思想史にインテリゲンチャの出現が特筆された1860年代、急激な価値転換が行われる中での青年層の思想の昏迷を予言し、強烈な人間回復への願望を訴えたヒューマニズムの書として不滅の価値に輝く作品である。

Amazon.co.jp「罪と罰〈下〉」より引用

このあらすじを読むだけで雰囲気はわかると思いますが、とにかくこの手の書籍はとっつきにくい。そして、読みづらい。こういう作品をマンガにしてくれると、話の内容もスッと理解できるのでありがたいですよね。

手塚治虫版アレンジが読みやすい

手塚治虫のマンガって、話が難しくてもどんどん読み進められますよね。構成が上手だからなのでしょうか。

とにかく、私が以前挫折した罪と罰とは思えないほど物語が頭に入ってきます。やっぱり何かを伝えるには「絵」が強いですね。

tsumi-to-batsu-kindle-2

こういうところは、まさに手塚治虫ワールドです。殺人を犯してしまった主人公が、良心の呵責に苦しみはじめた頃のやりとりです。

tsumi-to-batsu-kindle-3

表現力がすばらしいです。ちょっと美しいとすら思ってしまいました。こういう独自色をはさみながら、物語は続きます。

tsumi-to-batsu-kindle-4

原作を知っている人にもおすすめ

もちろん話のポイントは原作と全く同じですが、マンガ版を読むことではじめて分かることもたくさんありそうです。

主人公の微妙な心境の変化や良心の呵責で苦しむ様子は、絵になっていたほうがより分かりやすいですからね。

細かなニュアンスが違う部分もあるかもしれませんが、それはこのマンガ独自の世界観ということで楽しむといいんじゃないかなと。

面白いので最後まですぐ読めちゃいます。今月中はセール価格で激安なのでぜひ読んでみて下さい。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でこてつをフォローしよう!

-読書・マンガ
-, , , ,

執筆者:

関連記事

恋愛も物理の力でクリア!?マンガ『決してマネしないで下さい。』が面白すぎる

面白い!これはブレイクするでしょ! 決してマネしないでください。(1) (モーニング KC) posted with ヨメレバ 蛇蔵 講談社 2014-12-22 Amazon Kindle 物理オタ …

登山モノのマンガは数あれど『神々の山嶺』を超えるものはないと思う

孤独のグルメでお馴染みの谷口ジロー氏による登山マンガ。第一巻からどっぷりハマってしまい、取り憑かれたように最後まで読んでしまいましたよ。 男たちを魅了する「エヴェレスト」という存在 山に取り憑かれた一 …

自分の「現実」に疑問を投げかけてみるきっかけとなる一冊:坂口恭平「現実脱出論」

TOKYO 0円ハウスを見た時の衝撃からはや数年。Twitter(@zhtsss )で著書について話題が出ていたのでさっそく買ってみました。 現実脱出とは何でしょうか? その言葉だけを聞くと、「南の島 …

輪廻転生がテーマのマンガ「懲役339年」が面白い。4巻完結なので気軽に読めます。

軽快な見た目と違って内容はかなりヘビーなマンガですが、名作です。この強烈な世界観とストーリーをマンガで表現できるのはすごい。 懲役339年を背負う”複数の”人生 懲役339年 …

又吉直樹『火花』は佳作だけど傑作ではない。

お笑い芸人初の芥川賞受賞になったピース又吉直樹の作品。今さら感はありますが、読んでみました。 あらすじは以下引用文の通り。お笑い芸人である又吉さんの実体験も数多く含まれているのでしょう。 お笑い芸人二 …

こてつ(@tepkode

広島生まれ。岡山在住のサラリーマンブロガー。ガジェット・Web・アプリなどITモノをメインに、時事ネタやオピニオン発信などを行っています。プロフィール詳細や各種お問い合わせはこちらまで。