東京都からのアドバイス。地震対策器具は必ず上下セットで設置しよう!

東京都の生活文化局から、商品テスト結果「家具転倒防止器具の性能」なる報告書が開示されていたので中を見てみました。思った以上に役立つ内容だと思ったので、必要なところをピックアップして紹介します。3.11を機に自宅の家具にも「地震対策をしなきゃ」と考えている人も少なからずいるのと思うので、そういう方はぜひこちらを参考にして下さい。

地震に対する器具の効果

まず最初に、地震対策器具の効果がどれくらいあるのかをチェックしてみます。東京消防庁の資料から表を引用してみました。普段あまり目にすることがないので、こんなに種類があるのかと驚きました。単独使用だとL字金具の下向き取り付けの効果が一番高いということです。このあたりはなんとなく想像できますよね。壁に打ち付けているわけですし。

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参考までに、実際に地震対策をした人にヒアリングした結果がこちらになります。この表も東京都の資料に掲載されているので詳しくチェックしてみたい方はどうぞ。

効果が高いL型の金具は家具と壁に傷がつくことからそもそも設置している人が少ないようです。設置していた人の回答結果を見てみると、転倒防止に有効だったと答えた人の割合は他の器具よりも高いようです。効果があるのは間違いないのでしょう。

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東京都が実際に検証してみた結果

そういう前提条件はありつつも、実際に検証してみるとどうだったか。今回検証の対象となったのは、粘着マット式、ストッパー式、ポール式の3種類です。L字金具は効果があるということで実施しなかったのかもしれませんね。

結果は散々たるもの。震度6強の条件下だと、どの防止器器具を使っていても家具が転倒してしまいました。やらないよりはマシだけど、気休め程度にしかならないよということですね。

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組み合わせて使うと効果あり

単独で使っても効果がありませんでした。しかし、2つの器具を組み合わせて使うだけで効果が大きくアップするようです。転倒することに比べたら、10cm以下の移動なんてかわいいもんですよね。ほぼ無傷といっても良いのではないでしょうか。

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自宅の転倒防止対策をチェックしておこう

今回の調査結果から、家具の転倒を防止するにはL字金具の設置もしくはポール型+ストッパー式の組み合わせで使うことが望ましいということがハッキリとわかりました。L字金具を必ず設置するのが一番ですが、家具や壁に傷がつく上、移動できなくなってしまうのはかなり嫌ですよね。組み合わせで設置する方が現実的でしょう。

ということで、家に高い家具がある人は転倒防止器具の見直しをしたほうが良いでしょう。粘着マットを敷いている人はよく見かけますが、ほとんど意味がないということですからね・・・。我が家はそもそも転倒防止対策を全くしていなかったので、これを機に購入してみようかなと思います。

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