gumiが希望退職者を100名募集。悪材料はまだ残っているのでは?

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「東証一部上場」の審査基準を改めて考える必要があると思うんですよね・・・。

gumi、希望退職者を100名募集へ

希望退職者募集の理由について、同社ではサービスの主軸を2012年からブラウザゲームからネイティブアプリに転換するなかで、平成27年4月期第3四半期累計でブラウザゲーム売上が、同社の連結売上高全体に占める割合は9.3%にまで低下。従来ブラウザゲームに従事してきた人員についても、ネイティブアプリに適応する開発のスキルセットに転換するため研修などを行ってきたが「一部でスキルセットの転換や配置換えが遅れているケースもあったため、これを機に他社への転進等を求める社員に対する選択肢」として募集を行うとしている。

希望退職の募集自体は悪いことではない

Yahoo!ファイナンスの会社情報を見てみたのですが、売上規模に対する社員数がもともと多いように思われます。

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売上規模はgumiのプレスリリースから引用しています。業績修正後で年間265億円。

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gumiと同じく希望退職を募集したグリーが売上約1200億円、社員数約1700人。半分の人数とまでは言わなくとも600人くらいの人数でも十分まかなえるくらいの事業規模なのではと思うんですよね・・・。

もちろん人が多すぎるという話は前から出ていたはず。なので今回は、希望退職の話が出ること自体が問題ではなく、なぜこのタイミングで実施したのかという点が追求されるべきポイントになってくるのでしょう。

まだ悪材料があるのでは?

上場して間もなくの業績下方修正と赤字転落というだけでも相当非難を浴びましたが、今回の希望退職募集の発表も相当悪質だと個人的には思っています。

上場して資金を集めてしまえばあとはこちらのものという、資金調達側の意図がこれほど見え隠れするケースも珍しいのでは。これから株価はしばらく下落しつづけると思いますが、その中でもさらに悪材料が出てくるのではないかと思います。

なぜなら、材料が小出しで出てきているからです。ロックアップ期間が終わって株を売却し終わるまでは、できるだけ高値でいて欲しい。でも、情報を公表しないとさらに叩かれる。そのタイミングを調整しながら少しづつ発表している、個人的にはそんな気がしているのです。

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参考:http://www.ipokiso.com/company/2014/gu3.html

一連の悪材料は、上場の審査期間中に発表しておけるものばかりだったと思うのです。場合によっては上場を延期しておけば済むだけの話だったはずですので。

そういう点では、この頃のIPOラッシュはどうもお金ばかりが先に出てきて、肝心の企業理念や倫理感といったものが感じられないケースが増えてきたように感じていて、日本のベンチャーブームを縮小させるキッカケになりそうで怖いです。

ベンチャー企業を立ち上げた=お金が欲しいというイメージが定着してしまわないといいなと心から祈るばかりです。

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