スニーカー好きなら抑えておくべきキーワード「バルカナイズ製法」

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「バルカナイズ製法」という言葉、知ってますか?スニーカー好きなら必ず抑えておくべきキーワードですよ。この製法で作られたスニーカーは、とにかく履き心地が良いのですよ。

スニーカー作りの基本とも言える製法

昔からブーツが嫌いでスニーカーばかり履いているのですが、中でも「バルカナイズ製法」で作られたスニーカーは履き心地も良く愛用しています。そして、この製法で作られたスニーカーは必ず作り手のストーリーがあります。そのストーリーは、この製法だからこそ生まれるものなのかもしれません。

「バルカナイズ製法」とは、ゴム底と靴本体を接着し、硫黄を加えた釜で熱と圧力をかける製法で、170年以上も前の1839年に、アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーが発明した、まさに“スニーカーの基本製法”なのです。

100度以上で 約一時間、スニーカーは釜の中で加圧・加熱されます。
加熱が終了すると、轟音と共に釜の扉が上方に開き、中の煙が漏れ出します。

熱風、白煙、そしてゴムの匂いが充満する中、職人が吊り棚を取り出し、型崩れ防止のために付けられた仮糸と布を手際良く切っていきます。 その後、熱を持ったスニーカーの形を安定させるため、 大きな扇風機で冷まします。

「バルカナイズ製法」は基本的に手作業のため、 想像以上に労力と手間がかかり 生産効率が悪く、その数は激減し、現在、日本でバルカナイズ製法を行っている会社は当社を含め三社のみ、といわれています。

スピングルムーブの公式サイトから引用させて頂きました。実際の釜の写真などもあるので良かったらチェックしてみてください。

バルカナイズ製法を行っている三社

では、現在この製法でスニーカーを作っている会社はどこなのでしょうか。各社を簡単にご紹介。どこのスニーカーも魅力的なものばかりです。

(1)スピングルカンパニー

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私が大絶賛しているのはここ。なぜなら地元にある会社だから(笑)SPINGLE MOVEというブランドが誕生したのは10年ちょっと前ですが、この会社の親とも言えるニチマンという会社の歴史を見るとずっと前になりますね。ブランディング活動が上手くいって、最近では東京のショップでも多く販売されるようになってきました。

ちなみに一番有名であろうモデルはこれ。カンガルーレザーという変わった革を使ったスニーカーで、一度履くと他のスニーカーを履けなくなるほど快適です。見た目の好みはあると思いますが、この履き心地は一度味わっておくべきですよ、ホントに。

(2)ムーンスター

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ここもまた歴史が長い会社です。カジュアルシューズだけではなくて、学校向けや業務用シューズのラインナップも豊富なので、どこかでここの靴を履いたことがあるという人は多いのでは。私も子どもの頃からここの名前は知っているくらいなので。

ここの代表的なバルカナイズ製法のスニーカーは、ファインバルカナイズというシリーズになります。シンプルなデザインで長く履けそうなものが多いのが特徴。私もちょうど先日ここのスニーカーを買ったばかり。次はジャガーが欲しいところ。

(3)アサヒシューズ

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ここも老舗で有名ですね。個人的には「学校の上履き」というイメージが強い同社ですが、バルカナイズ製法のスニーカーもきちんと作り続けています。この会社で有名なのはデッキシューズでしょうか。実際に私もブログ記事に書いたことがありますが、コスパがめっちゃ高いんですよ。女性に人気のSOLSというシリーズもあったりと、要チェックな会社だったりします。

参考:コストパフォーマンス最強!ASAHIのデッキシューズがすばらしい

まとめ

どこの会社が作るスニーカーも魅力的だと思いませんか?冒頭に書いたように、コスパの点ではどうしてもその他のスニーカーには劣ってしまいますが、その分履き心地は素晴らしいです。

ファッションアイテムはどうしても海外製のものが多くなってしまいますが、足元は国産品でしっかりしたものでキメるのもありですよ。何がいいかって、これらのスニーカーを履いていても、他の人と重なることが殆ど無い(笑)。

新しくスニーカーを買おうとしている人は、ぜひこれらのシリーズをチェックしてみてください。実際に履き比べてみるとその違いがわかって面白いですよ。


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