仕事人間の会社員は「ちょっと今から仕事やめてくる」を読んで目を覚ますべき。

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仕事というより「会社」に対して妙な責任感を背負っている人、多いですよね。はっきり言って、もうそんな時代ではないんですよ…。

ブラック企業に勤める会社員の苦悩を描くストーリー

あらすじにもある通り、主人公はいわゆる「ブラック企業」に勤める会社員。衰弱して線路にふらっと飛び込むという話はよく聞きますが、実はこの衝動、誰にでも起き得るというのが恐ろしいところなのです。

ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。

文中にある主人公の1日。「かわいそうだなー」と思ってみたものの、日本人のサラリーマンで似たような生活してる人って結構いるんじゃないでしょうか?

六時に起床。同、四十六分発の電車に乗る。八時三十五分、会社に到着。席に座ると同時にパソコンの電源を入れる。

二十一時十五分、ようやく退勤。この時間になると、電車の本数が少ない。二十二時五十三、帰宅。二十五時零分、就寝。以下、繰り返しx六日間。

ザ・社畜な生活ですが、これが一部の例外じゃないあたり、日本の会社員というものに闇を感じずにはいられません。

仕事を辞めるためのハードルは、もっと低くしてもいい

私はそう思っています。会社員が会社を辞めるためのハードルを、自らどんどん高くしているような気がするんです。

文中の主人公は、「苦労して入社した会社を簡単にやめるわけにはいかない」「すぐ辞める人が次の仕事を見つけるのは難しい」といってひたすら耐えるわけです。これこそが問題の原点でしょう。

この問題の本質をついているのが、上の考え方をしていた主人公に言った、相棒の一言。

「サラリーマンの才能ってなによ」

「隆にとって、仕事辞めることと比べたら、何のほうが簡単なん?」

これを聞いて何か心の中にひっかかる人、たくさんいるんじゃないですかね?

すぐ辞めることが良いこととは言えませんが、耐えて耐えてサラリーマンとしての経験値を積むことって本当に時間の無駄でしかないですよ、本当に。

「もっとワガママになってもいいのかも。」

この本を読むと、そう思わずにはいられません。日曜日の夕方にサザエさんの曲を聴いてブルーになっている会社員の人たちは、必ず読むべき一冊です。

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