「断捨離」に大事なのは、”何を捨てたか”よりも”どのように生活が変わったか”だと思う。

話題の本「必要十分生活」を読んでみました。

うーん、微妙すぎる。どうしても読みたい人はKindle版か中古本を買えば充分かなぁ。そう思った理由がいくつかあります。

1. 断捨離は”節約”じゃなく”生活習慣を変える行為”である

実は断捨離って数年前に一度ブームがありましたよね。必要のないものは思い切って捨ててしまおう、というアレです。

よく思い出して欲しいのですが、この時に断捨離を始めた人って、今はどうなんでしょうか?大半の人が止めてると思うんですよ。

断捨離をちゃんとやろうと思ったら、生活習慣を変える必要があります。むしろ、それぐらいやらないと意味がない。でも、これってめちゃくちゃ難しいんですよ。

大前研一氏が以前、次のように言いました。

人間が変わる方法は3つしかない。ひとつ目は時間配分を変えること。ふたつ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。

生活習慣を変えるのであれば、この3つのタイミングに合わせるしかありません。

中途半端なタイミングで中途半端に始めてしまうと、どうせ止めることになるので、最初からやらないほうがいいでしょう。

本当なら、この本にはそこまで踏み込んで書いて欲しかったところ。そこが無かったので、どうしても節約のススメとしか思えなかったのですよ。流行りのネタだから致し方ないのかもしれませんが…。

2.断捨離=節約が最終目標であるかのように見えてしまう

私が一番重要だと思っているのは、ここの部分です。最終的にどういう生活を送りたいかがそもそもイメージできていなと、モチベーションが湧いてこないし、そもそもやる必要ないなと思うのです。

モノをたくさん捨てました。余計な出費を減らしました。そこは全然重要じゃなくて、その結果生活がどう変わったかが全然取り上げられないんですよねぇ。

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それによって生まれた時間、お金、スペースを何に投資したいか。そのイメージがあってこそ断捨離の意味が出てくるはず。

3.「不要なモノ」も楽しむ余裕が無いとつまらない

「エンタメ」がそれに近いかもしれませんね。生きていくのに必要かといえば必要じゃなく、いわゆるムダなものです。でも、あれば人生をもっと楽しく生きることができる。

今の断捨離やシンプルライフの話って、節約の話に終始しているように思えて仕方がありません。新しいモノを手に入れる喜びやワクワク感を見ないようにしているかのような不自然感があるんですよねぇ…。

もしかすると、片付けで有名なこんまりさんとかがこういう本を書くと、節約しすぎずそこそこバランスのとれた内容で書けるんじゃないかと思ったり。書いてくれないかなぁ。