輪廻転生がテーマのマンガ「懲役339年」が面白い。4巻完結なので気軽に読めます。

軽快な見た目と違って内容はかなりヘビーなマンガですが、名作です。この強烈な世界観とストーリーをマンガで表現できるのはすごい。

懲役339年を背負う”複数の”人生

“教典”に記された神の教えを真理とする国。“魂の輪廻”・“生まれ変わり”も、この国の人々にとってはひとつの真理であった。自らの犯した罪により、懲役339年もの途方もない刑を課せられることとなった大犯罪者・ハロー。彼は20年服役した後死亡するが、319年もの刑期を残した魂は未だ浄化されておらず、すぐさまハローの“生まれ変わり”とされる赤子が、同じ監獄に収監される。永い年月の中、幾人かの“ハロー”とそれを取り巻く人々が紡ぐ物語。

あらすじを読むだけで重い内容だとわかるこのマンガ、本当に重いです。懲役339年の罪を償うため、数多くの罪なき人が刑務所で人生を過ごすことになるわけですから。

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懲役339年という気が遠くなる期間、当然一人で償えるものではありません。生まれ変わった”新たなハロー”が罪を背負って生きることになるのです。

その中には、子供のハローもいれば、犯罪とは無縁の立派な青年ハローも。言葉をまともに喋れないうちから罪人として刑務所で過ごすわけですからねぇ…読んでて苦しい気持ちになります。

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中にはごく普通の年頃の女の子もいたりするんです。国から罪人として生きることが決められたとはいえ、どう見ても罪とは無縁の人たちが悲運な人生を過ごす様を見るのは本当に辛い…。

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こういう時代の中で、やはりこれはおかしいという考えを持つ人が現れてきます。そして主人公の「ハロー」も巻き込み、世の中が大きく変わり始めるのですが、この流れがマンガの一番面白いところ。

内容を大きく紹介したいところですが、実際にマンガを読んでみてもらう方が絶対に良いです。グイグイと引き込まれること間違いなしだと思います。全4巻でボリュームも少なめなので、サクッと読めます。おすすめ。