不動産業界はそのうちIT企業に飲み込まれると思う。

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ブログ「こてつのブログ」管理人。東京で消耗して地方に移住した元エンジニア。生活を便利にしてくれるIT(ガジェット、WEB、アプリ)情報、地方暮らし、仕事論など幅広い記事を書いております。

なかなか酷い話。ヤフーに不動産情報を提供していたFRK(不動産流通経営協会)が、中立性を理由に今後のデータ提供を取りやめるという話が出てきて、話題になっているようです。

ヤフーへの不動産情報提供、12月に停止 業界団体

ヤフーは22日、大手不動産会社で組織する不動産流通経営協会(FRK)がヤフーのサイトへの不動産物件情報の提供を12月に停止することを明らかにした。ヤフーはソニー不動産(東京・中央)と組み消費者同士が中古住宅を売買できるサイトを立ち上げる予定。FRKはサイトの中立性を疑問視して、ヤフーへの情報提供を打ち切る。

ヤフーとソニー不動産は7月、不動産分野で資本・業務提携すると発表した。年内にも消費者が不動産の売却価格を決め業者を介さず売買できるサイトを開設する予定。ヤフーは従来から不動産情報サイト「ヤフー不動産」で約13万件の情報を掲載している。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ22HT1_S5A021C1TJC000/

いかにも不動産業界らしい動きで、ある意味清々しい気持ちにさえなりそうな勢いです。

ここでFRKの言う「中立性」というのは、あくまで業界関係者が平等になるような意味での中立性であって、サイトを利用したり物件を売買する個人にとっての中立性では無いというのがポイントです。

ソニー不動産とヤフーは、個人間で不動産を直接売買できる仕組みを作ろうとしています。なので、今まで仲介で稼いできた業者からすると邪魔なのはわかりますが、これって時代の流れだと思うんです。

インターネットは、ありとあらゆる中間業者の価値を限りなく0にする力を持っています。これはどの業界においても同じ。

なので、今回情報提供を中止するFRKのような”古い”団体こそ、本来なら率先して変わっていかないとダメなんですけどね。今回の行動は完全に逆行するものですから。

この古い業界構造を打ち砕こうと、ヤフー以外にもIT企業がどんどん動き始めています。

不動産流通革命プロジェクト(ヤフー不動産)
IESHIL(リブセンス)
nomad(イタンジ)

そのうち、IT企業が不動産業界を飲み込む・・・ということもあり得るのかもしれません。というか、飲み込んで欲しい。

この行動が双方にとってどのような影響が出てくるのか。今後の動向が気になりますね。

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