「働きがいのある企業ランキング」は本当に信用できるのか?

企業の口コミサイト「ヴォーカーズ」が発表したランキングが話題になっています。が大きな話題になってます。

平成生まれ版、“働きがい”がある企業ランキング(ITmedia 2015/10/27)

ランキング上位に入った企業が選ばれたポイントは以下の通り。見る限り、年代問わずみんな同じようなことを考えてるようですね。

トップ20にランクインした企業の口コミをみると、年齢に関係なく意見を言いやすいフラットな社風であることや、チャンスを与え、若いうちから裁量の大きい仕事を任せるといった内容が見られた。「平成生まれが働きがいを感じる環境には『若手が意見を言いやすく、尊重される』『若手に責任ある仕事を任せ、成長を促す』という共通項がうかがえた」

このランキング、怪しすぎる。

前置きはさておき、ヴォーカーズによるこのランキングは、正直なところ信用できない(ランクインしてる企業の人、すみません)と思ってまして。明確な理由が2つあるのです。

1.評価項目が8つしかない。
2.評価がコントロールできる。

最初の問題点は、総合評価をわずか8項目で行っていること。自由登録制の口コミサイトということもあり、入力項目はあまり多くありません。登録は楽なのですが、総合評価の点数がブレブレになりますね。

次に気になったのは、自分で口コミを登録できるというヴォーカーズの仕様。企業の人事担当者はこういうサイトもくまなく見ていて、評判が下がるような口コミには然るべき対応も行っていたりします。

ということは、自ら登録して点数を上げることも、やろうと思えばできるわけでして。そういう目でランキングを見れば、色々と不自然な点が見えてくるんです。

どことは言いませんが、どこぞの不動産会社なんて、投資用マンションの勧誘電話がしつこくて、会社内のブラックリストに載ってますからね。Linkedin経由でも勧誘してきますよ、プロパティ何某さんは。

というわけで、主観だらけのランキングは信用できません。何かしらのバイアスがかかっていると思った方が正しいです。

ランキングを参考にしようと思うなら、次の観点でランク付けされているかどうかを必ず確認してからにしましょう。

1.客観的な数字であること。
2.主観である場合は、できる限り多くの要素が入っていること。

そういう意味では、まだこちらのランキングの方が信用できそうです。団体が企業に個別アンケートしている上、調査項目も多いですし。

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これを言うと元も子もないのですが、本来働きがいというものは「会社」じゃなくて、「仕事」に対して求めるものだと思うんですけどね。

なので、こんな企業ランキングに一喜一憂するのではなく、あくまで「仕事」をベースにして考えましょう。そうしないと、社畜道まっしぐらですよ。

それでも「どうしてもここで働きたい!」という会社がある時は、口コミとエージェントによる実態ヒアリング結果を同時にチェックしてみると良いですよ。

ほぼすべての企業は、口コミと実態が全然違ってるので笑。そんなものなのですよ、会社って。

ピタジョブ
福利厚生や手当も重視したいという人向けはこのサイト。スマホから簡単に登録できるのが便利。
Switch.
Facebookで簡単登録できるのがいいですね。企業からのスカウトもFacebook経由で届きます。
クリークアンドリバー
クリエイティブ業界の案件がめちゃくちゃ多い。フリーランスの人は登録必須です。
キャリコネ転職サービス
口コミを見るために登録しておくべし。生の声を見られるサービスって2chくらいしかないですからね。リクナビNEXTとDODAに同時登録もできます。
【リクルートエージェント】
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WORKPORT
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