不動産会社「レイリスアンドカンパニー」が徹底的に顧客視点にこだわった結果、東京都から是正勧告を受ける。

世の中の人がイメージする「投資マンション販売会社」「不動産コンサルティング会社」の王道を突っ走るその姿からは、清々しささえ感じます。

「断る理由がないじゃないですか!」などと威迫して投資用マンションを強引に勧誘していた事業者に是正勧告(生活文化局 2015/10/28)

根拠である条文を読んでみると、こんなアホな誘い文句で引っかかる奴いないだろ・・・と思うのですが、いるんですよ世の中には。積もり積もって売上31億円も叩き出してます。その事実の方が恐ろしいのですが。

不適正な取引行為 根拠条文

  • 電話を掛けた先の消費者が「いいです。勧誘は受けません。」、「興味がありません。」と断っているにもかかわらず、引き続き電話で契約の締結を勧誘していた。
  • 法令又はこの条例に定める書面を消費者に交付する義務に違反し、あるいは、対象物件及び売買代金について消費者に知らせることなく、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結していた。
  • 断っている消費者に対し、「なぜだめなのか理由を教えてください。」、「断る理由がないので、悩むことないじゃないですか。」、「真面目に話を聞かないのは失礼じゃないか。社会人としてどうなんだ。」などと威迫して困惑させ、契約の締結を勧誘し、又は契約を締結していた。また、長時間の勧誘や深夜に及ぶ勧誘など消費者に迷惑を覚えさせるような方法で契約の締結を勧誘し、又は契約を締結していた。
  • 口頭でクーリング・オフを申し出た消費者に対し、「正当な理由もなしにやめるなんておかしい。世の中それでは通りませんよ。こっちも暇じゃないんだ。」、「すでにお金を預かっているし、契約書などの大事な書類を郵送するわけにはいかないので、直接私が持っていく。あなたの気持ちも聞きたいので、会いたい。」などと威迫して困惑させ、消費者のクーリング・オフの権利の行使を妨げていた。

消費者が不動産やお金のリテラシーを高めるのはもちろん大切なのですが、「こういう会社は怪しいよ」みたいなマニュアルを東京都や国が配ってもいいと思うんですよね。とにかく分かりやすいので、覚えておきましょう。

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中身が全く無いのに、夢は大きい。

これが特徴です。企業理念にコンプライアンスを掲げる会社が、東京都から是正勧告食らってますからね。理念を守るどころか会社を挙げて反対方向に突っ走ってますから。ありえないでしょ。

こういう極めてグレーな商売をさせる会社が堂々とリクナビやマイナビで採用活動をしていたりするわけですよ。で、若い人が騙されて入社する。こういうのをもっと国が指摘すべきだと思います。

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儲かるなら何で自分でやらないんですか?

怪しい勧誘が来たら、まずこの質問をしてみましょう。答えられる会社なんて存在しませんので。だって、本当に儲かるなら誰にも教えませんからね。

リクナビやマイナビを見て応募する学生にも言いたいですが、「自分が会社側だったら、どうするか?」と一度考えてみると良いですよ。信念が無い会社だと、すぐに矛盾に気づくはずですからね。

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