事故で仮死状態になった男。生きるために与えられた使命は「数字で人を救う」こと:ー生の会計が理解できる小説「会計天国」が面白い!

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会計って、難しいんです。「数字」という時点でハードルが高くなることもありますが、いくら専門書を読んでも、生の数字を見ないことには頭の中にスッと入ってこないんです。

今回おすすめする小説「会計天国」は、濃いキャラクターと爽快なストーリーによってそのハードルをぐっと下げてくれます。専門用語がたくさん登場するのに全部頭の中に入ってくるんです。

ストーリーはこちら。ありがちな内容なのですが、会計にフォーカスしている点、登場人物の個性が強い点から、とても新鮮に感じるのです。難しいテーマにも関わらず、グイグイと引きこまれちゃいます。

突然の事故死。北条は追い詰められた5人を救い、現世に戻ってこられるか?会計ノウハウが導くのは天国か?地獄か?決算書&会計とは何か?がわかる、笑いと涙の物語。

そして、この本の最大の特徴は会計の基礎がしっかりと理解できること。例えば、固定費/変動費が多いのは会社にとって良いことなのか、悪いことなのか。こういったことは簿記を勉強しているだけでは決して分かりませんからね。

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費用を固定費と変動費に振り分ける方法も、とても実践的。「どういう場合は固定費に含むのか」なんて、普通に会計の勉強をしているだけでは分かりません。経験が必要とされるところなんですよね。

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この物語に登場する5人は、いかにもありそうな顛末でお金に行き詰まった人ばかり。その問題点を少しづつクリアしていくプロセスを理解するだけでも、かなり役立つ知識となるのではないでしょうか。

この本は、面白い小説であると同時に、優れた経営の教科書であるとも言えるでしょう。

これから会社の数字を勉強していきたい人は、まずこの小説から読むと良いでしょう。簿記に挫折した人も、この本を読み直して再チャレンジしてみると、理解度がぐっと上がると思いますよ。

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