何でこういう意味の無いことを平気でやっちゃうんでしょうかね・・・。
「SNS東京ルール」 の策定について(東京都教育委員会)
児童・生徒を守る為のルール
このルールが作成された背景としては、SNS上でのトラブルやスマホの長時間利用を原因とした健康被害の増加があるようです。
こちらにルールの要旨が書かれていますが、どう考えても問題点と解決策がズレているんですよねぇ。
都教育委員会は、都内全公立学校の児童・生徒が、いじめ等のトラブルや犯罪に巻き込まれないようにするとともに、学習への悪影響を防ぐため、SNSを利用する際のルールを策定する。
また、学校や区市町村教育委員会と連携して、児童・生徒の発達段階に応じた指導を強力に推進していく。
また、学校や区市町村教育委員会と連携して、児童・生徒の発達段階に応じた指導を強力に推進していく。
いじめで言うと「LINEいじめ」のようにニュースで取り上げられますが、ツールの問題じゃないんですよ。
利用ルールを決めて指導すれば今の問題が解決すると本気で思っているようであれば、相当やばいです。
若者に「ルール」は逆効果
実際に作成されたルールがこちら。
これを真剣に検討しているとしたら、ほんと笑えません。SNS学校ルールなんてこんな内容ですよ。
・午後10時以降はSNSを利用しない。
・定期考査前はSNSを利用しない。
・大切なことは直接会って話す。
・グループの改変は全員の了解を得る。
正直な話、このルールを教える側の教職員連中よりも、学生たちの方が遥かにインターネットのリテラシーは高いです。
なので、こんなことを教えようにも内心でバカにされて終わりです。下手すると、逆効果かもしれません。若者は基本的にルールが大嫌いですから。
どうせならSNSをコントロールする方法じゃなく、上手く使ってコミュニケーションをとる方法とかそういうのを教えればいいのになーと思いますが。
先生の役割って、そういうところにあるんじゃないんでしょうかね。