迷惑電話のプロパティエージェント、IPOで評判が良くなった?(追記あり)

不動産投資のお誘い迷惑電話でお馴染みのプロパティエージェントですが、今となってはGoogle先生がこんなキーワードを提案してくれるようにまで成長しました。

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電話やSNSを使ったアプローチ

私の経験や周りの人たちの話から推察するに、まずは大企業に勤める1人とコンタクトを図って電話番号を入手します。そこから電話番号の下一桁を変えて、総当たりで電話をしている様子。

電話だと特定の発信元からのブロックができたりするからか、最近ではSNSを使ってアプローチしているようです。実際に私のLinkedInにもコンタクト申請が届いていました。

速攻でブロックした上で事務局にスパム通報しましたが、SNSだと「知人と本当の知り合いかどうかの判別が難しい」ので注意が必要です。そういう意味ではWantedlyからの申請も注意が必要です。

どういう勧誘内容なのか?

タイミングが良いのか悪いのかわかりませんが、先日この会社から電話がかかってきました。もちろん内容は不動産投資の勧誘です。最初の切り口はこんな感じ。

「退職金が無くて不安に思われている方に、資産形成アドバイスをさせていただいています。」

確かに私の勤務先には退職金制度がありません。

が、今どき「退職金が出ないから不安」という人なんてそんなにいるわけがない。会社員をいつまで続けられるか分からないこのご時世。退職金に最初から期待なんてしていないわけです。

退職金が出なくて不安ならあらかじめ貯金する。もしくは、定年後も働くことができるような職を手につける。それだけの話ですよね。とそう伝える。

勧誘マンは食い下がる。文脈を無視し始める。

「投資用のマンションを買って安定収益を増やしましょう。」
「都心の賃貸向け物件なら、これから値崩れすることもありません。」

そんなので買うバカなんているか。

逆に考えると、ごく僅かでも買うバカがいるから商売が成り立っているのかもしれない。かといって敢えて損する必要なんてありません。といっても、冷静に「足し算」と「引き算」をすればいいだけですけどね。

  • (支出)マンション購入用のローン
  • (支出)ローン金利
  • (支出)修繕費や建て替え費
  • (収入)毎月の家賃
  • (収入)毎月の給与

確定しているのは数千万円はかかるであろう最初の支出部分だけ。収入になる家賃や給与は、将来確実に入ってくるかは誰にも保証することはできません。

そう考えると答えは明確です。退職金を気にするような人がこんなリスクの高い投資なんてするわけがない。なので同じような話が出てきたらこう切り返しましょう。

「資産価値を100%保証してくれるなら考えますが、どうですか?」

絶対に保証してくれないので、すぐに断ることができます。客にリスクを取らせて自分のリスクは最小限にするのが不動産販売側の目的ですので。

上場が決まったらしい。

話が少し変わりますが、こんな勧誘を続けているプロパティエージェント社ですが、先日IPO(上場)が決まったとのこと。プロセスはどうあれ、おめでとうございます。

プロパティエージェント株価(Yahoo!ファイナンス)

でも、多くの人は心の中で「上場するよりも先にやるべきことがあるだろ」と思っているはず。例えば営業方針の見直しとか。

これで晴れて上場企業になったわけですから、ブランディングもしっかり行い、やる気のある優秀な若手社員を採用していくことかと思います。

そういう夢をもった社員をガッカリさせてしまわないよう、あまりゲスいことはしないよう頑張って欲しいです。やる気があるけど倫理感の欠ける会社は、得てしてブラック企業になってしまいますので。

2016年10月31日 追記

久しぶりにGoogleで検索してみたところ、サジェスト内容に少し変化が見られました。上場して知名度が上がった分、就職先として調べる人が増えているようです。

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