疲れ果てるまで働き、お金で「感動」や「楽しさ」を買う。それって「自由な人生」ですか?

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昔に比べて、収入よりも自由を選ぶ人が増えてきています。この本を書いた高坂さんもその一人。自由を取り戻すためにあえて収入を減らす生き方は、これからのスタンダードになっていくかもしれませんね。

本の内容

システムから降りて好きなことをしても大丈夫!そこには楽しい人生が開けている。経済成長を追い求める企業でストレスを抱え自分の時間もなく働く人生よりも、小さく自営し、人と交流し、やりたいことをしたい。そう考えた著者の、開業までの道のりと、開業の様々な具体的なコツと考え方、生き方を伝える。

時間を大切にしていますか?

本を読んでいると、グサッと刺さる部分がたくさん出てきます。東京に住み、華やかな街で遊び、一見充実しているように見える人も、実はどこかでこういう葛藤と戦っているはず。

30歳までは、暇になってしまうと世の中に置いていかれるという恐怖感がいつもありました。成長しなければいけない、多くの情報を常に得なければいけない、そんなものに追われていた気がします。そのわりにはスケジュールの空白を無駄に過ごしていました。自己啓発を怠り、楽なほうへと流れて遊んでしまうのです。しかしどんなに楽しい遊びに貪欲でも、常に虚しさがついてまわります。焦る自分、不安な自分を誤魔化すために遊んでいるからなのでしょう。夜になれば友を誘って飲みに行き、二次会はカラオケボックスで無理やり盛り上がる。そんな繰り返しに、ますます人生を深く考えすぎ、自分探しという暗闇の谷間に落ちてゆくのでした。
こんなに感動するものが、毎晩目の前にあるのに、それに気付かないまま、「感動」や「楽しさ」を求めて、ぐったり疲れ果てるまで時間を惜しんで金を稼ぐことに夢中でした。ちょっと手を休めて、それを見上げれば、感動に値するお月様は、いつでもそこにいてくれるのに。

「自分のことだ」と思う人がたくさんいるんじゃないでしょうか。まさしく私もその1人ですし。無理やり自分を奮い立たせながら過ごしているだけなんですよね。

この本を読んだからといって生活をすぐに変えられるわけではありませんが、本当に自分が望む暮らしについて考えるきっかけにはなると思います。

年末年始の時間があるときに、じっくりと読み込んでみてほしい一冊です。

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