東京都民は自転車を「危険な乗り物」だと改めて認識すべき。

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今年のゴールデンウィークは暖かい日が続きました。特に後半は天気が良かったこともあって遠出した人も多かったのではないでしょうか。

そんな連休の終わり、自転車の事故によって赤ちゃんが亡くなるという痛ましい事故の記事が目に入ってきました。

車と接触し母の自転車転倒、おんぶの男児死亡(Yahoo!ニュース)

事故が起きた「都道17号線」の道路に問題があるのかと思い調べてみましたが、少し車道・歩道が狭めなごく普通の道路で特に問題は無さそうでした。

画像:Googleストリートビューより

画像:Googleストリートビューより

改めて記事の内容を確認すると、

同署幹部によると、母親は道路を横断しようと、信号待ちで渋滞していた車列の間を抜けた際、左から来た乗用車と接触したという。現場は片側1車線の直線で、横断歩道はなかった。

と書かれているので、原因は母親の乱暴な運転が直接の原因だということになります。

大切な子どもを亡くした母親の心情は察するに余りあるものがありますが、私はそれ以上に事故に巻き込まれた乗用車の運転手、そして何よりも赤ちゃんが可哀想で仕方ありません。

そして、改めて思いました。

自転車は「危険な乗り物」だということを。

これは自転車に乗る人にとってだけではなく、車や原付に乗る人、そして歩行者にとっても言えることです。中でも「子供乗せ電動自転車」は危険度も高い乗り物だと認識したほうが良いでしょう。

この自転車をよく見かけるのは朝の通勤時間帯。通学路や駅までの道の途中、電動自転車に子どもを乗せて爆走するお父さん/お母さんをよく見かけます。これが本当に危ない。というか怖い。

普通のママチャリやロードバイクであればまだ安全なんです。自分で漕いだ分しかスピードが出ないし、ブレーキやカーブ時の制御も自分次第でいくらでも調整できますから。

電動自転車だと自分の脚力を遥かに超える力で漕ぐことができます。もちろん加速も早い。曲がり角でも早い。それの速さに電動自転車+子どもの「重さ」が加わったと考えたらどうでしょうか。

ちなみに重さの合計は30kg〜35kgくらいです。重量の軽い原付が30kg台なので、自転車と原付がほぼ同じ重さということですね。その重い自転車が一度走り始めると、速度調整などのコントロールが難しくなるのは想像に易いでしょう。

下の警視庁フラフを見ると分かるように、ただでさえ東京は事故の自転車関与率が他県の2倍近くの確率で起こるという危険極まりない地域なわけです。

警視庁 自転車事故の推移 平成27年度データより

警視庁 自転車事故の推移 平成27年度データより

電動自転車の所持率は年々増えいているので、数字だけで考えると遅かれ早かれ死亡事故の件数は増えていくでしょう。もちろん、車との事故だけではなく、対人事故においても。

その状況を防ぐにはどうすればいいか。

根本的な解決方法は「電動自転車を免許制にする」か「道交法を変える」しかないと私は思っていますが、どちらもすぐに実現できるものではありません。

できるとするなら、電動自転車に乗る人が「これは原付並みに危険な乗り物だ」という意識を持つことくらいでしょうか。

もちろん普通の自転車に乗る人も意識すべきですけどね。

例えば通勤中によく見かけるロードバイク乗り。信号無視は当たり前、一秒でも早く進むため車道や歩道を出たり入ったりで、とても危なっかしい。本人だけの自損事故で済めば良いですが、大概こういう人って周りを巻き込むので・・・。

加害者にも被害者にもなり得る車両であるという認識をいま一度したほうが良さそうです。

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