何故だかスピーカーのレビュー依頼が続いております。今度はOmaker様からBluetoothコンパクトスピーカー『W4』のレビュー依頼を頂戴しました。家の中がスピーカーだらけ(笑)
最初にまとめから書いておくと、今回の製品はAnker社のスピーカーをかなり意識した作りになっています。内心「Ankerに勝てるわけないだろ」と思っていたのですが、使ってみて意見が変わりました。案外いい勝負かもしれません。
それでは早速レビューに参ります。
コンパクトで衝撃にも強いボディ
箱はごく普通。値段も安いし「こんなもんでしょ」という感じです。
中身はこちら。本体、袋、説明書、USBケーブル、本体を引っ掛けるためのカラビナ(と呼ぶらしい)。スピーカーの付属品としては珍しいですね。
本体は手のひらにすっぽり収まる大きさ。4.9cm x 4.9cm x 5.2cmなのでほんのわずかだけ縦に長い形をしています。重さも172gと控えめ。
側面には電源ボタンとUSBケーブルの差込口。
高音・低音ともに文句なし
ここまでは好感触。では音はどうか。
音を聞く前にまずは充電。この製品は充電の速さも売りらしい。確かに充電は早い。フル充電するには3時間必要ですが、すぐに使いたい場合は1時間程度で十分でしょう。
低音すげぇ。
Omakerの方は高音が良いとおっしゃっていましたが、私が聞いた限りでは低音にこそ魅力があるように感じました。謳い文句の「つくえが震える程の爆音!」というのはあながち言いすぎでもありません。
とはいえアウトドア向けの構造になっているので、音の繊細さについては室内用のBluetoothスピーカーに分があるように思います。ピアノのような高音で細い音はあまり得意ではなさそうです。
とはいえ1999円という価格でこれだけの性能なら十分でしょう。既にコンパクトスピーカーを持っている人が買い換えるほどまでは言いませんが、持っていない人はポチッとしておいて損はないですよ。