本当に「使える」職務経歴書のフォーマットを考えてみた。

転職経験がある人であれば、一度は職務経歴書を作ったことがあると思います。私はもう何度も転職をしたので作成は手慣れたものではありますが、回数を重ねていくうち、ふと疑問に思ったことがあるのです。

今の職務経歴書は「その人のスキルを表す書き方になっていない」のではないか?

もう少し詳しく説明してみたいと思います。いわゆる一般的に「職務経歴書」と呼ばれるものは、ほとんどが次のようなフォーマットになっています。人によって多少アレンジはするものの、記載内容や順序はほぼ同じでしょう。

jobhistory_current

しかし、このフォーマットには重大な欠陥があるのです。この書き方はあくまでも「①どの会社で ②どのくらいの期間 ②どういう経験をしたか」を表す書き方であり、それまでに蓄積してきた職種での経験やスキルを表すものにはなっていません。

じゃあどうすれば良いのか。私なりに考えて、この欠点を少しでも解消できる新しいフォーマットを考えてみました。

こちらです。どうぞ!

jobhistory_new

このフォーマットの最大の特徴は、記載する内容の括りを「会社」から「職種」に変えたという点。このフォーマットで職歴を見ると、企業名や在籍期間に囚われず、その人がどういう職種で経験を積んできたかを純粋に見ることができるのです。

「どの会社で」「何年働いたか」なんて、ぶっちゃけどうでも良くないですか?

私も世間一般では一流と呼ばれる企業を経験してきました。でも、経験企業数を重ねるにつれて、このように思うようになりました。でもこれは単なる私の思いつきなのではなく、世の中の大きな流れなんじゃないのかなと思うのです。

一つの企業に長く勤めることが良い人生だと考えられていたのはもう過去のこと。むしろ一つの企業にどっぷり浸かることはリスクと捉えられるようにすら変わりつつあります。

そういう雇用の流動化は、企業への所属形態にも大きく影響してくるでしょう。転職回数も当たり前のように増えてくる。そうなると、「どの会社で」「何年」という情報なんて、さして重要ではなくなるのです。

そして、最終的には全てが「プロジェクト」として評価されるようになるのではないでしょうか。

このように比較してみると分かりやすいと思います。

1.同じ企業内で新しいプロジェクトに参画して働く
2.別の会社に転職して前職と同じ職種・仕事で働く

周囲のメンバーが変わるだけで仕事内容は同じ。とすると、1つのプロジェクトと同じ扱いでも良いんですよね。むしろ、後者のほうが新しい環境に参加できる分、メリットが大きいかもしれません。

なので、転職に際して必要な手続き(保険や税金など)が自動化されてシームレスに引き継げるようになってくると、どんどん移りやすくなるわけです。リモート環境で仕事をしている人なんか、特にそうですよね。

少子高齢化がますます加速する日本において、労働者の確保は企業の喫緊の課題です。優秀な人であればなおさらです。そういう状態の中「人が採れない」と嘆いている企業も多いことかと思います。

そういう人の採用に困っている企業には、履歴書とは別にこの職務経歴書を出してもらうことをオススメします。今までとは違う視点で応募者を見ることができて、従来であれば書類選考で落としていた人の中に優秀な人を発見できるかもしれません。

ぜひご検討ください。

【補足】フォーマットファイルが欲しい方は個別でご連絡ください。

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