厚労省がブラック企業334社を公開!でも、正直期待外れな件。

▼この記事をシェアする

昨今社会問題にもなっているブラック企業。この問題に厚生労働省も本格的に動き始めたようで、労基法に違反した企業334社が本日公表されました。

さっそく企業名を見てみようと厚労省のWebサイトに行きました。が、サイトがゴチャゴチャしすぎていて、ファイルがどこにあるのかが分からない。

・・・探すこと15分。いろんな場所をクリックしてファイルを発見しましたので、URLを張っておきます。これから見る方はこちらを参考にして下さい。

(1) 厚労省「長時間労働削減に向けた取組」を開く
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/151106.html

(2)「労働基準関係法令違反に係る公表事案」を開く
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf

さっそくリストを見てみましたが、率直に言って期待外れでした。というのも、今のリストは企業に偏りがありすぎるのです。

載っている企業の大半が、中小企業(零細といっても良いかも)で、業種も建築・塗装・金属加工・物流・運輸といった現業系がほとんど。

そういう企業はブラックになりがちな傾向があるのは事実だと思いますが、電通のような大企業だったりホワイトカラー職が多い会社でもブラック企業はあるはずです。

厚生労働省「労働基準関係法令違反に係る公表事案」より

地方を見てみると顕著に分かります。例えば勝山市の6企業。これなんて地域の業界ぐるみで違法労働させていたっていうことですよね。まさに「超ブラック」なわけです。

というか、これぐらい酷いケースになってくると、地域の人たちは「あの会社は外国人を安い賃金で働かせている」と知っていたはずなんですよね。

厚生労働省「労働基準関係法令違反に係る公表事案」より

そういう意味だと、このリストで「超ブラック企業」を抑止することはできないでしょう。載ったところで企業側は気にしないと思うので。やるなら強めの行政処分しかないでしょうね。

このリストが効くのは、電通のような「一見すると優良そうな企業」ではないでしょうか。「実は隠れブラック企業だった」という印象を持たれるのは相当なダメージだと思うので。

ちなみにこのリスト、今後は毎月更新されていくようです。PDFはファイル名が変わる可能性があるので、以下のページをブックマークしておくことをオススメします。

厚労省「長時間労働削減に向けた取組」
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/151106.html

スポンサーリンク