企業に「働きがい」を求めてはいけない。

こんにちは。こてつです。

口コミサイトのVORKERSが、京名阪以外の企業を対象にしたランキングを公開しています。

企業の働きがい企業ランキング(VORKERS 働きがい研究所)

普通に読むと「地方にもこんな良い会社があるんだな」と思うような内容ですが…

僕は正直言って「怖いランキングだな」と思ってしまいました。(企業の方々、すみません。)

何でそう思ったのか。記事の内容を拾いながら考えを整理してみます。

働きがいの定義

最初に確認しておきたいのは「働きがい」の定義ですが、どうやら共通の定義は無いようです。

大手調査機関であるGPTWのものが一番詳しかったので、そちらの定義を引用してみます。

従業員からみた「働きがいのある会社」の定義

従業員が会社や経営者、管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、一緒に働いている人たちと連帯感を持てる会社

マネジメント(会社)からみた「働きがいのある会社」の定義

「信頼」に満ちた環境で、ひとつのチームや家族のように働きながら、個人の能力を最大に発揮して、組織目標を達成できる職場

引用元:https://hatarakigai.info/job_satisfaction/worth_doing.html

はっきり言えるのは、「働きがい」は「個人の気持ち」でしかないということです。なので僕はこの「働きがい」を全面に出している企業は、疑ってかかるべきだと思っています。

働きがいは労働の本質を見えなくする

もちろん「働きがい」が無いよりあったほうが良いのは間違いありません。しかし、必要以上に働きがいを全面に出してしまうと、本当ならもっと重視すべき部分が見えなくなるのです。

出典:https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0C1000000Rcikx

出典:https://www.vorkers.com/company.php?m_id=a0910000000FrwP

「地域の役に立てる」「安定している」を求めるのは大切だと思いますが、いくら本人が働きがいを感じようとも企業からの報酬は変わりません。ここを見落としている人が多い。

「働くこと」の対価は「働きがい」ではなく「報酬」です。したがって、重視すべきなのは「給与の良さ」「福利厚生」「人事の公平性」といった基本的な部分です。

「給料は安いけど地域の役に立っている実感があり働きがいを感じる。」というのは、良い話ではなく、むしろマズいのです。働いている側も「働きがい」マジックで麻痺していますから。

先日、和歌山県の地域おこし協力隊に応募が全然来ないというニュースが話題になりました。

これこそまさに「働きがい」「やりがい」によって労働の本質を見えなくしようとしている例です。地域おこし協力隊の制度は待遇を大幅に引き上げない限り、人員不足による制度終了となるでしょう。

働きがいは後から勝手についてくる

じゃあ「働きがい」はどうするんだという話ですが、よくよく考えてみて下さい。

自分で目標を決めて達成するために打ち込んだ仕事や、やってみたいと思って手を挙げた仕事って、めちゃくちゃ楽いですよね。

そういう仕事をやる時に、わざわざ「働きがい」を求めていましたか?していないですよね。

「働きがい」は、企業に求めるものではありません。目の前の仕事に全力で打ち込んだ後で、自然とついてくるものなんですよ。

▼ワークスアプリケーションズ牧野CEOも「働きがい」を否定しています。僕の意見より100倍まともなので笑、ぜひ参考にして下さい。

まとめ

とりとめのない話になりましたが、僕の言いたかったことをざっとまとめると次の通り。

・働きがいの定義はあいまい。個人の気持ちでしかない。
・働きがいよりも給与や待遇を大切にするべき。
・働きがいは労働の本質を見えなくしてしまう。
・全力で打ち込めば働きがいは自然とついてくる。

働きがいを求めるのではなく、全力で打ち込みたくなるようなワクワクする仕事を探そうってこと。実際に僕も仕事を探す(転職する)時は、その観点はブラさないようにしています。

ちなみに、そういう観点で仕事を探すのはかなり難しいです。求職サイトの検索だとまず無理です。そこでおすすめするのが「Wantedlyビズリーチを使って、社員や企業カルチャーをよく知るエージェントに会いまくる」というもの。

10人ぐらいに会うと、面白そうな会社や仕事がポツポツ出てきます。自分で検索すると絶対に見つけられないものに会えるのはかなりのメリットだと思います。時間の節約にもなりますし。

そこで気になった会社があれば、”直感で”応募してみるのです。数をこなしてきた後の自分の感覚が、一番信用できるし、確実です。僕もそうやって良い会社に巡り合ってきましたので。ぜひお試しあれ。

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