こんにちは。こてつです。
iPhone Xが発売されました。ホームボタン撤廃により実現したベゼルレスディスプレイは、息を飲む美しさですね。
今まで全く興味なかったけど、実物を見たら欲しくなったという人も多いはずです。ええ、僕もそのうちの一人です。
そんなiPhone X、魅力的である一方で価格がとんでもなく高いです。64GBが13万円、256GBが15万円。まず学生には買えません。
そこに目を付けたソフトバンクが「半額サポート for iPhone」という割引プログラムをすかさず開始。15万円の半額は大きいですね。
とはいえ、キャリアが自信満々で発表するこの手の割引プログラムは「一見安く見えるが実は高い」ものが多く、注意が必要です。
その見分け方は至ってシンプルで、今後2年間・4年間にかかる機種代金と通信料金の合計金額を計算するだけです。以下、計算結果になります。
iPhone Xの機種代金と通信料金の合計金額
ソフトバンク
▼256GBモデルを基準にして計算すると、機種代金は113,160円オフの36,120円。これだけ見るとめっちゃお得なように見えます。
▼通信料金のシミュレーション画面。データ通信プランも最低容量を選ばないと一気に高くなります。一番安いプランは月2,000円から。
▼合計で3,495円/月。これに端末代金が加わると、合計で5,000円/月になります。
非常にお得なプランのように見えますが、2年目の終わりに使っている機種を下取りに出すことが前提になっているので要注意。
なので2年間の合計金額を単純に計算すると意外と安くない(むしろ高い)ことが分かってきます。計算した結果はこちらです。
2年間 | 4年間 | |
端末代金 | 1,505円/月×24か月=36,120円 | 1,505円/月×48か月=72,240円 |
通信料金 | 3,495円/月×24か月=83,880円 | 3,495円/月×48か月=167,760円 |
端末の下取り価格 | 0円 | 50,000円 |
合計 | 120,000円 | 190,000円 |
格安SIM
▼端末代金はSIMフリー機種なのでApple公式サイトの定価を、通信料金はLINEモバイルの最安プラン(1,296円/月)で計算しました。
格安SIMを利用するメリットは、料金プランによる2年または4年縛りがないことです。2年目で端末を売って、Androidに乗り換えることも可能です。
2年間 | 4年間 | |
端末代金 | 140,184円 | 140,184円 |
通信料金 | 1,296円/月×24か月=31,104円 | 1,296円/月×48か月=62,208円 |
端末の下取り価格 | 75,000円 | 50,000円 |
合計 | 96,288円 | 152,392円 |
キャリアと格安SIMどっちがお得?
見てお分かりの通り、基本的にはSIMフリー版を購入して格安SIMで利用する方が遥かにお得です。長く利用すればするほど、その差は大きくなります。
毎月大量に通信するヘビーユーザーであれば、キャリアで購入した方がお得になるかもしれませんが、そういう人は元々キャリアを利用しているはず。
そういうわけで、僕がおすすめするのは「SIMフリー版iPhone X+格安SIM」の組み合わせです。
SIMフリー端末はキャリア端末より中古相場が高く、また、購入する際も、楽天やヤフー経由で買えるのでポイント分がお得になります。
例えば楽天の場合、楽天モバイル、楽天市場アプリ、楽天カード
を組み合わせると最大で36倍にもなります。(ヤフーも同じぐらいの倍率です)
となると、販売価格が定価より高い18万円だとしても、約64,000円分還元されて、実質11,6000円になります。この方法が一番お得でしょう。
そういうわけで、これからiPhone Xを購入する人はSIMフリー端末を買いましょう。ポイント36倍狙いにもぜひチャレンジしてみて下さい。